さてどうしよう…
9月19日(木)正午に私のジュニアでの自担(今風に言うと推し)、髙橋優斗くんが10月1日(火)午前0時付けで所属事務所を退所する一報を受けて2週間ちょっとが経ち、退所してからは5日間が経ちました。
突然姿を消すことも少なくないこの業界で、公式動画と公式ブログと冠番組と冠ラジオでスタッフさんの優しさやメンバーからの大きな愛を受けて、YouTubeは最後に代表曲のパフォーマンス動画がUPされ、多くの人たちから愛されて惜しまれて温かい涙で新しい道へと送り出されて、HAF(ファンネーム)には定番だった、「じゃ!!!!!」といういつも通りの挨拶で最後のブログを締めて、最後の最後までアイドル髙橋優斗を完ぺきに貫いて去っていった。
デビューしていないジュニアという立場では異例過ぎるくらいの最高に美しい幕引きだった。
(これだけの存在なのになぜまだジュニアだったのかというのは一旦置いといて)
あれから5日、私自身は一報を受けた日に失われた食欲が徐々に戻り生活は通常運転で過ごせるようになった。
でもまだふとした瞬間に涙は出るし心は9月に取り残されたままでいる。
なので、心を動かすためにここに独り言をつらつら書き綴ろうと思います。
どうしようかな…最後の更新だしHiHi Jetsの髙橋優斗くんのことが自担になったなれそめから順に綴ってみようかな、長々と。
優斗くんを推そうと思ったきっかけは、もしかするとアイドルのファンとしてはちょっとレアな方かもしれない。
最初は2020年3月、事務所の配信ライブを見てまずはHiHi JetsというJr(ジュニア)グループに強く興味を持ったのが始まり。
2019年まで緩く見守っていたJrの子が退所したこともあって、引き続きJrの界隈に触れるためにも配信ライブが凄く良かったHiHiを新しく推してみようかな、 推すとしたら自担がいた方が楽しいな、この5人の中で自担にするなら誰かな、という品定めテンションでYouTubeのジュニアCHANNELを見始めて、 “グループの中で年長側、ちゃんと喋れる、弄られても受け入れる”というデビュー組の自担との3つの共通点からこの子を自担にしよう、と思った。
容姿に惹かれたワケでも(私はどちらかといえば塩顔が好み)、歌やダンスで沼落ちしたワケでもない、 ぶっちゃけると"Jrの自担"という肩書きを得るための便宜上のようなものに近かった。
とはいえピンっときた部分も確かにあって、喜怒哀楽豊かな表情、発信する言葉選びと熱量、突拍子もない面白さ、そしてキャッチング企画でメンバーの作ちゃんを守る姿勢を取っていたことも自担にする決め手になった。
振り返るとこのピンっときた部分の方が核になった気がする。
Jrという界隈はいつ何が起こるかわからない、そう知っていたからその時はあくまで娯楽として緩く追うつもりでいた。のだけれど…
髙橋優斗という人物がそんな緩いテンションで追えるような存在じゃないと気付くまで時間はそう掛からなかった。
自担にするなら、と優斗くんの入所した経緯や過去の仕事、昔からのファンの人たちの声等々色々調べていく。すると、
・嵐のニノくんに憧れて二宮教に入りたがってる髙橋くん
・J野球大会でバッテリーを組んで活躍していた髙橋くん
・おじいちゃんと見学に来て車椅子を押していた髙橋くん
・おじいちゃんの家族葬で弔辞を読んだ髙橋くん
・安井くんのラストラジオで大感謝された髙橋くん
という私の記憶の中にある情報の、あの髙橋くんはキミだったのか!!現象が何度も起こった。
私は現役バリバリの嵐担で最初に緩く応援していたJrの子は嵐バックメインだったのもあって、少クラは友達の自担さんのため観ていたくらいで(しかも2017年まで)、録画を残している回を見返しても、楽曲として見た記憶はあるのに優斗くんの印象は不思議なくらい残っていなかった。
いわゆるこの事務所のアイドル顔と言われる容姿には、整ってるな~という印象は持っても今まで一度も惹かれなかったのに、嵐ファンになってから十数年の間に嵐以外のカッコいいタレントさん何十人と見ても特別にはならなかったのに、2020年に優斗くんを自担に選んだのは自分でもちょっと不思議だった。
(今思うと2019年におじいちゃんのエンタメや平和への思いに触れて偲んでいたことから繋がった縁だったのかな、なんて思ったりしてる)
それから過去を調べれば調べるほど、今を見れば見るほど、言葉に触れれば触れるほど、優斗くんって"めちゃくちゃ良い"と何度も思った。
20歳の男性アイドルをトキメキ対象とするには無けなしの倫理観ではばかられる年齢だったので、とにかく人間性と仕事ぶりに強く惹かれていった。
サマパラ配信を観てMC回しに20歳でこんなに周りが見えるんだ、リモラブを観てバーターじゃないメインキャストなうえ演技もこんなに上手なんだ、 某人気バラエティ番組に一人でゲスト呼ばれて熟練の芸人さん相手にこんな対応できるん度胸あるんだ、名前を知られていない野球ファンしかいないハマスタでセレモニアルピッチ前にこんな堂々とマイクパフォーマンス出来るんだ、ってとにかく驚きの連続で。 発言も行動も貰ってくる仕事も、いつも私の想像を超えてきてドキドキすることもあったけれど結果も私の想像を超えてくるから凄く楽しかった。
2020年の嵐のコトでいっぱいいっぱいだった時は動画や配信で元気を貰えて、2021年からは緩く追うという決め事から逸れて現場も行くようになり、初めて生でステージ上の姿を見てその容姿の輝きの強さにまた驚いたり、聞きたかったバカデカボイスの煽りに感動したり、事務所の歴史ある舞台の0番に立った姿が誇らしかったり、 驚きと喜びの連続で本当にずっとずっと凄く楽しかった。
優斗くん個人もHiHi Jets5人もあまりに良すぎて楽しすぎて、本人たちが掲げていた”伝説のグループになる”という大きな夢を叶える姿を絶対に見たいと強く思うようになって、気が付けば緩く追うどころか全力で優斗くんとHiHi Jetsを、一緒にその大きな夢を追うようになっていた。
ドラマ、CM、冠番組とひとつひとつが叶うたびに夢には確実に近付いてると思えたしデビューしてさらに先の先までも想像して、さらっと叶うような簡単な世界じゃないからこそワクワクしていた。
本当に簡単な世界じゃなかった。
優斗くんが発信してきた中でもおそらく当時からの全てのHAFの記憶に残っているであろう言葉。
「最速で次のデビューはHiHi Jetsが掴みにいきたいと思っています」
ジュニアCHANNELの生配信で10万人近くの視聴者と当時の社長が見ている中、先輩、後輩、グループだけじゃなく個人にも配慮した上でこの言葉を宣言した熱量と強い意志をもった眼があまりにも強くカッコ良くて心から痺れた。
ただ同時に心配もした。万が一にも最速が叶わなかったら言葉は自分に返ってくる、それを知ってるだろうから…大丈夫かなって。
その後の初めてのアリーナ規模でのコンサート「五騎当千」でJrとしては驚くレベルの幾つもの大きなグループ仕事が発表され、 あの宣言は思い付きや勢いではなくこれらを含めてちゃんと勝算を持ってのことだったのかと思ってまた痺れた。
コンサートをはじめ頂いた大きな仕事ひとつひとつを必ず成功させるという自信と気合いの元であり、もしかしたら周りを動かすための大きな賭けだったのかもしれない。
2021年11月に開催された五騎当千の4公演は体感としても評価を聞いても間違いなく成功したと言える内容で、これから本当に世界が動くかもしれないと思えてさらにワクワクした。
それなのに、年が明けると世界は悪い方へと動いてしまった、新型コロナウイルスの流行再拡大という悪い方へ…神様はとても無情だ。
優斗くんが賭けていたかもしれない大勝負は、結果そのものを奪われてしまったのかな。
振り返れば、HiHi Jetshは私が追うようになった時からでもコロナ禍含めて外的要因に悩まされた場面が少なくなかったように思う。
2020年は初めてのEXシアター単独公演が全て中止になり、
初めて先輩のバックとして回る予定だったツアーも配信になり、
2021年の初めての5人ラジオANNも野球延長で全国放送が配信に変更、
2022年は初めてメインで立てた帝国劇場公演が千穐楽目前で中止、
初めての5人でのドラマも途中撮影ができず内容変更、
最後のサマステサポーターは罹患して参加出来ないメンバーがいて、
TDCの単独公演サマパラの開始直前には優斗くんが罹患して…
コロナで苦しんだのは世界全体共通で彼らだけではないのは重々理解の上で、まだ20歳前後の彼らが希望と自信を持って手にした初めての大きな仕事が尽く中止や変更になり、そのたびに落胆しただろうというのは今振り返っても心痛察するに余りあり過ぎていたな…と苦しく思う。
そして、コロナ流行がようやく落ち着こうとしてきた頃に突然の当時の社長退任&退社、同じステージに何度も立って背中を見てきた先輩たちの退所発表と続き、 2023年からは事務所全体の激動の渦に巻き込まれてしまう。
タレントにとっての誇りだった社名も、優斗くんが成長させてもらったと言っていた某ラジオも、優斗くんと大昇くんがMC抜擢された某音楽番組も、長年続いてきた大切なモノも場所も失われていった。
9月19日以降のブログでメンバーがそれぞれ綴っていた、
「でも現実は変わっていく、恐ろしいスピードで」
「それくらい激動の数年でした」
「なんでこんなことに直面しなきゃなんないのと思うことばかりです」
という言葉たちには心痛察するに余りあるどころではない、あまりにも苦くて胸がえぐられた。
今さらこんなに苦しくえぐられるのは、外的要因が起こるたびにHiHi Jets5人がファンを不安にさせないようにいつも通りの笑顔を、いつも通りの5人の空気感を届けてくれていたからだと気付いて。
逆を言えば、本人たちが落胆した悔しさも焦りも内に秘めてネガティブな面を見せず前を見続けてくれてたいたことを改めて痛感した。
内面の葛藤を想像して心配もしていたはずなのに…ただ5人が笑ってくれている姿に勝手に安心して私は何もわかっていなかったな。
優斗くんは「最速で」と宣言した時に滾らせた熱量が何度も打ち消され、その度に今度こそとまた滾らせて、きっとそれを何度も繰り返してきてたのだろうな。
想像にはなるけれど、私がファンになった当初は割りと綺麗にまとめるMCをしていたのが2022年になってからは見てる人の記憶に引っ掛かるような、自分が笑いのアクになるスタイルに変えたのもきっと戦略だったと思う。
5人で掲げた大きな夢を本気で掴むために試行錯誤して戦略を練って大胆な挑戦をして、結果が思っていない方向に行っても自分を信じてまた果敢に挑戦して。
自分たちの強みだと言っていた「5人の空気感」がより色濃くなるよう、場を盛り上げてメンバーを笑わせて見てる人たちを楽しませてくれて。
定期的にYouTube見て下さいって、このご時世TVerお気に入りも大事なのでって、皆さんの力が不可欠ですって、私たちに何度も大切だと教えてくれて。
本当はとても繊細で人の何倍も感受性が深いから、考え過ぎて眠れなくなる夜や不安で思い悩む日も、変わらない世界がもどかしくて焦っていた日もきっと少なくなかったと思う。
それでも漫画の主人公みたいに何かを起こせるかもと期待を背負って心臓ぶっ叩いて足を止めずに走って走って。
優斗くんはずーーーーーっと全力だったと思う。
たまに息切れしそうになったり突然1人で猛ダッシュして周りを驚かせたりしながら、むちゃくちゃ駆け抜けていってくれた。
私はその姿を見て熱くなって夢中になれて、5人との大きな夢を一緒に見ることが出来た。
HiHi Jetsの夢を、核となる恩師のイズムを、色んなものを背負って爆進する優斗くんとそんな優斗くんを支えてくれて一緒に笑顔にしてくれた涼くん、みずきくん、ガリちゃん、作ちゃんの5人のHiHi Jetsが大好きだったよ。
優斗くんは勝負師気質なのだろうと思う。
今でもあんなに大好きな、小学2年生から初めて熱中していた野球を高校でも続ける選択をしなかったことずっと不思議に感じていて。中学まで全力を尽くした結果、自分の野球人生の満足が見えて一旦燃え尽きたのかなと想像していた。
あと優斗くんはとてもリアリストなのだろうとも思う。
以前の教養バラエティで収入の使い方を聞かれた時に4分の1は貯蓄してると言っていて。当時21歳にして堅実だと褒められていたけれど、理由は"将来なにが起こるかわからないから"だったのが妙に記憶に残った。
全力だったからこそ去年何かのきっかけで燃料がプツリと途切れてしまっても、
現実的だからこそ去年何かのきっかけによる先で起こるコトを想像してしまっても、
実は不思議ではなくて。(もし去年の何かのきっかけが本人の核となる部分に関わるならなら尚更のこと)
だからかなのか、19日一報を知った時に最初に思ったのは「あぁ自分にまっすぐで不器用だな…」だった。
でも優斗くんがメンバーのコト、グループのコトがどれだけ大好きで、本気で5人でデビューもデビューの先の先の夢も叶えようとしていたかも、 5人がどれだけお互いの個性を尊重しあえる信頼関係を築いてるのかも今まで見てきた全ての姿から疑いようもなかったので…これまで背負ってきたモノと去年の何かのきっかけから決断に至るまでの苦しさを勝手に想像してしまって勝手に何度も泣いた。
決断した優斗くんも、受け入れた4人も凄くしんどかったよね。
今まで何度もぶつかりあって判り合った日々が、グループ結成されてメンバーが変わりながらも今の5人で作り上げてきたHiHi Jetsが大切だったから、 最後まで私たちHAFが大好きないつも通りの5人のままで優斗くんを送り出すことをしてくれたね。
最後の最後までどこを切り取っても、あの日優斗くんを自担に決めた私は間違ってなかった、HiHi Jetsを推そうと決めた私は天才だった、って思わせてくれる5人だった。
最後の最後まで良過ぎてさらに好きになってしまったから…困ったなぁ…
今これを打っていても、今までの喜びも悲しみも悔しさも寂しさも大好きもごちゃ混ぜになった感情が涙といっしょに溢れて溢れて止まらないよ。
デビュー発表を受けて4人と一緒に喜びを噛み締める優斗くんを、デビューの先の夢を見据えて再び滾らせる優斗くんを、HAFしか居ない東京ドームのど真ん中で煽る優斗くんを見たかったな。
優斗くんはダンス得意じゃないって言うけれど、確かに体に覚え込ませるのは苦手っぽかったけれど私は基本に忠実な手つきとか上半身のしなやかさとかココって部分で決める表情とか好きだったから踊る姿ももっと見たかったな。
いつもの野球部バカデカボイスとのギャップある優しくて甘い歌声ももっと聴きたかった。
あと初めてのオリジナルのソロ曲はどんな曲調を選ぶのかも知りたかった。
絶対に売れてたって確信できるからGP帯の特番MCを任されたかもしれなくて、ゲストの方々を捌いてお茶の間を笑わせる姿も見たかった。
全国放送での野球の実況中継も聴きたかったし野球選手へのインタビューする姿とかも見たかった。
ゆとたいたい同期3人で地上波に出て友達トークする姿も見たかった。
私は何よりも優斗くんの演技が凄く凄く好きだったから、もっと色んな演技を見たかったしたくさん評価されてレッドカーペットを歩く姿も見たかった。
めっちゃ私得なとこで言えば嵐の誰か(出来れば翔さん)とガッツリ共演する姿も、亀梨くんのYouTubeに呼ばれて野球談議する姿も見たかった!!
5人組アイドルとしてHiHi Jetsが嵐と並んで色んなものを席巻する世界が見たかった!!
あ~~~~~書きだしたら見たかった姿がどんどん出てきちゃうな。
今まで優斗くんが話してくれたHiHi Jetsとしての夢はきっと叶えられたって今でも思ってる。
でも、その叶えられたかもしれない夢をぜんぶ手放してでも決断できるって…やっぱり凄いや。
自分の核となっている信念を曲げない強さこそが圧倒的主人公と言われる所以でありヒーローっぽいのかもしれない。
「皆さんが作ってくださった髙橋優斗のストーリーはまだ終わらせません。」
最後のブログのこの一言で、未来でまた私の想像を超えてくるかもしれないって思わせて、去り際まで(泣きながら)笑顔にさせてくれた。
キミは最高のアイドルで本物のスーパーヒーローだよ。
HiHi Jetsは5人じゃないと完成しないグループというよりも、1人1人完成されたような5人が集まったグループだったように感じる。
だから寂しさとは別の話で1人1人が強いから4人でもきっと大丈夫だと思う。
だからどうか4人でHiHi Jetsの夢を掴んでほしい。
未来がどうなるかなんて誰にもわからないから何をどうとは言えないけれど、5人とも絶対に納得のいく未来を掴んで欲しいし掴めると思ってる。その未来を私も喜びたいな。
出来ることなら、滾って爆進していった先での未来も一緒に喜べることを願ってる。
…つらつらと独り言にしては長すぎたけれど少しは心の整理になったかな。
寂しさや悔しさが消えるまでもう少し時間はかかると思う。でも、時間がかかっても優斗くんが次へ爆進するためにもちゃんと受け入れます。
最後は優斗くんへ。
ゆうぴ、優斗くんのおかげで初めて行けた場所、見れた景色がたくさんあった。プロ野球好きも最熱した。HiHi Jetsの髙橋優斗くんを応援した期間ずっとワクワクしてまるっとぜんぶ楽しかった。
アイドルとしてたくさん楽しませてくれて笑わせてくれてステージで魅了させてくれて感動させてくれて、元気を届け続けてくれて本当に本当にありがとう。
優斗くん、ぜったい健康第一でいてね!!じゃ、またね!!!!!
#ゆうぴー愛してるぞ