たまに雑感を述べたり(仮)

ジャニーズのエンターテイメントがただただ好きなヲタクです。

HiHi Jets Concert 2021 ~五騎当千~ のセトリ&演出が秀逸だった件について

 

突然、先日参加したジャニーズJr.内のグループ HiHi Jetsのコンサート ~五騎当千~ について感想を残したいと思い至ってはてなブログを初めてみました。
始めたといってもこの記事のためだけですが。

とにかく私はHiHi Jetsのコンサートステージの作り方、考え方が大変に好みで。
Directed by 松本潤に目を肥えさせられた現嵐担で他グループや他アーティストのコンサートにも多数参加させてもらった身からしても、
平均20.4歳のグループにしてここまで作れるの!?と驚く部分がとても多くて。
最初から最後までの流れ含めかなり考えられて作られてると想像したので、その部分を記事にしてみたくなった。

ジャニーズの子達がカッコいいのも可愛いのも空が青いくらい当然の事実であり彼らのビジュアルやエモーショナルな歴史についてまで触れるとんでもなく長くなるのでその辺の深堀りはせずに、
とにかく演出がライティングがココが凄いんだってば!!っていう感想をセットリストの順に書いてみます。
(※ あくまで私の記憶と想像で書いてるので違ってる箇所があるかもしれません)




1.HiHi Jets
メインステージ上段からローラーで登場。
そりゃそーですよね~!!な1曲目。
定番パターンを崩したいという理由で去年秋に配信で行われたJohnnys' Jr. Island FES(以下島FES)と今年のサマパラ2021ではトップ曲から外してたけれど、
初めての単独アリーナコンサートのトップはこの曲以外に考えられないなと思ったよ。
新衣装も赤ベースに青のアクセントと金縁取りの豪華さでオープニングに相応しかった。

ここで早速ワタシが唸った演出ポイントがあって、
イントロが流れ最初にステージに表れたのはメンバー5人ではなくフレッシュJr.くんたち(以下フレジュ)だったコト。
まずステージ下段正面から大勢のフレジュが一斉に登場してイントロ終わりで特効と同時にステージ上段からポップアップにて5人が登場する。

人間って動くモノに意識が向く&フレジュ達が踊っていればその辺りから登場するだろうと想像させられる、その法則を利用してより効果的にポップアップでの登場を驚かせる、そういう仕掛けだったんじゃないかと想像した。

初の単独アリーナだからこそ最初に5人だけで立ちたいってこだわりそうなのに、そういう感情的なコトよりも最初の掴みをいかに成功させるかを優先したのではと勝手に想像して勝手に絶賛した演出だった。
(ローラースケートを履いたままポップアップやろうと思った掴みの気概もとんでもねぇ)
髙橋優斗くんの煽りと共にバックステージまで花道をいっきにローラーで駆けていく姿を見て、これを求めてた~!!と感無量にもなった1曲目。

2.Attack it!(嵐)
ダンスも込みで花道ローラー巡回。
嵐担として最高に好きな楽曲で去年の島FES配信の時にも抜群にハマってたので生で見れて嬉しかった。
そしてまたこの曲でペンライト回せたのが嬉し過ぎて有難うの世界だった。
楽曲のスピード感とローラーの疾走感が素晴らしくシンクロして全員が花道あちこち滑るから目で追うのがやっとの状態に…動体視力の老化つらい。←
生で見たローラー滑走の感想は、はっっっや!?です(笑)

3.Eyes of the future
主にセンターステージでローラーダンス。
ラストに置きがちだったEOTFを3曲目に持ってきたのはワンパターン回避とMV公開によりメジャー化したからかなと想像。
Attack~からの緩急としてもバッチリ。

4.Clap-A-Holics(玉森裕太
5.FIRE!!!(Kis-My-Ft2
メインステージ下段でローラーダンス。
クラホリの記憶がちょっと曖昧だけれど確かどちらもメインステだったはず。
FIREの振付け大好き芸人としては正面から見たかったけれど横からも貴重なアングルで良かった。
(私の座席位置はメインステを横から眺める角度でした)

ここまでファンとして年数浅い私でも知っていたある意味メジャーな曲、もしくはグループの象徴的なローラーダンスの曲が続いて、この並びを前半に持ってきたのは後半との差を付けたかったのかな?と想像。

[フレッシュJr.くんダンス]
メインステージ上段登場。
セクションの繋ぎとしてカッコ良く踊ってくれてた~ただちびっ子達だからカッコ良いより可愛いが勝っててメロディとのギャップを感じてた(笑)

6.Fence(猪狩ソロ)
メインステージ正面から登場。
スーツに拡声器というおなじみの装いでメインからセンターへと花道を歩いていきそれを赤いスポットライトが追っていくというシンプルな演出。

ココでまた唸った演出ポイント。
正直に言うと先にセトリ知った時は何度も披露されている曲なので新鮮さに欠けるのではと思ってた。でも実際に会場で見るとイントロが流れたと同時に一斉にグリーンに変わったペンライトに囲まれそのど真ん中を歩く姿は今までとまた違ってて。
Fenceといえばグリーンライトも象徴的な演出。それを観客の意思で緑に変えるペンライトに委ねた上で、そのど真ん中に立つことで客席が猪狩蒼弥氏の思いのままに動いた=大衆を支配し成功者になったとも見える演出に感じた。

これ客席の一部でもペンラの色を変えてなかったら完成されないと思うので、
今までの公演を経てファンとの間に確かな信頼関係を感じてるから出来たのだなと思うとグっとくる演出でもあった。
それにしても19歳でこの貫禄は凄いを通り越して凄まじい。

7.DON’T WANNA DIE(作間ソロ:北山宏光
センターステージ、フレジュくん数名と登場。
ダンスめっちゃカッコ良さげなのに私の席からは殆ど後ろ姿だな~と思ってたら間奏?あたりで向きが変わって全方向に顔を見せてくれて、おそらく360度を意識したダンスだったと思う。
そう意識してくれるのが嬉しいしダンスに重きを置いてるのは作間くんらしいのかなと。
見せ方もファンが求めてるモノをいちばんに考えてのことな気がした。

8.Fake(橋本ソロ:菊池風磨
メインステ上段に登場。
事務所いちSexyを目指す男が選ぶ曲もまたSexy(ダブルミーニング)でさすがでした。
曲の途中で下段ステージの真ん中がせり上がって上段ステージと繋がると突き出しステージになるという形。
そこにシーツが置かれてたのでこれはもうそういうコトだろうと想像した通りの橋本涼さんの色気ダダ漏れシーツプレイ(←)を堪能させていただいた。

この突き出しステージはトップ曲の時にスロープになってた部分で(多分)色々と役割を果たせるよう考えられてたな。

9.虹(井上ソロ:二宮和也
バックステージに登場。
特別な演出はなく普通のスポットライトのみでひたすらエンジェルボイスの歌声に入り込める空気感を作ってた。歌唱だけで挑む瑞稀くん凄いなっていつも思う。最後、アカペラ部分を歌い終えた後の笑顔は天使そのものだったな。

ニノくんソロの中でもこの曲はもっっっっっの凄く聴きまくってるため、そして私がニノくんの歌声がたまらなく超絶好きなためDNAレベルまで染み込んでいますが、そんな私が聴いても瑞稀くん色に染まった虹は素敵でした。

10.終電を超えて~Christmas Night(髙橋ソロ:A.B.C-Z

メインステージ、フレジュくん大勢と共に登場。
ちびっこ達みんなと踊ったりポーズしたり照れたり可愛さたっぷり振り撒いててコチラもにっこり。ラスサビで新メンカラ衣装に着替えたメンバー4人が合流してみんなでワイワイしてる隙に優斗くんが後ろに下がって新衣装のジャケットに交換、最後に撮影するよ~って呼ばれて戻って全員集合してポーズ。

ここで唸ったポイントはステージ上で自然に行った衣装替え。
衣装替えは基本裏側で行うコトなので、映像流したり暗転したりライティング演出等で裏側に戻る時間を設ける手法はよくあるけれど、曲中にステージ上で着替える手法を取ったのが素晴らしくて。
去年の島フェスでも衣装替えに唸ったけれど衣装のバランスも優斗くんのメンバーカラーの"白"を上手く利用してて今年も感心した。
あと優斗くんも観客がペンラを白に変えてくれると信頼して、会場一面を冬景色に見立てるためA.B.C-Zさんの中でもこの曲を選んだのかなと思った。

ちなみに優斗くんが初めてステージに立ったのはA.B.C-Zさんの代々木公演で。
ソロ衣装のジャケットは入所前から好きだった嵐のOneコンの時のモノで。
色々とエモーショナルでもあったな。

11.Lucky Man(嵐)
メインステでダンス後にセンステ移動。
サマパラ2021で好評だったからセトリ入りしたのかな?嵐担としては1、2を争う上げ曲と思ってるのでソロメドレー後に再び上げる並びとして最高の選曲。
そして嵐担としては本家の振り踊っちゃったゴメンね☆ ←
「世界を手玉に取って」花道ねり歩く5人は正面から見届けたかったわー

12.ウィークエンダーHey! Say! JUMP
メインステージでダンス。
ここで唸ったポイントはサビからアウトロへの振付けが本家のままだったこと。
私的にはJr.くんが先輩曲をカバーして新たなパフォーマンスで見せるのは大推奨してるのだけれど楽曲に合ってるかどうがはかなり重要で。
ウィークエンダーはキャッチーで楽しい曲なのでその印象をちゃんと守った新しい振付を入れつつサビからの振付けは観客も一緒に踊れる本家だったのが凄く良かった。

13.T.W.L(関ジャニ∞
それぞれノリノリでファンサしながら花道巡回。
曲の途中で左右サイドに作られた少ステージに上がり用意されていたローラースケートに履き替えた後メインステへ滑って移動。
ここでも裏側でやりそうなローラー脱着を途中でやってたことに驚いて、歩きのスピードからローラー履いた途端ハイスピードになることで楽曲中にメリハリも生まれて脱着もパフォーマンスになってた。それを狙って考えたのなら凄い。

14.Make you wonder
バックステージでバンクパフォーマンス。
バンクが岩山に見立てられアスレチックのようになって飛んだり回ったり遠くから見ても激しく感じるパフォーマンスだった。
この曲は今年サマパラ2021、少年たち、あと少クラでも披露されてるのでそれまでと違う見せ方に変えてたのは納得だしMYWの疾走感をバンクで表現してた気がする。

[MC]
割愛~ひたすらオモロかった(笑)
下書きはしてるので余裕があったら清書する。かも。かな。
(清書はあきらめた…思い出として心の中に。←)
MYWがかなり激しかったのでMCを呼吸整えるタイミングにしてたと思う。

15.だぁ〜くねすどらごん
HiHi自己紹介ラップ、メインステージで大勢のフレジュたちと。
五騎当千というタイトルが発表された時に、これは武将旗を上げなければ!!と冗談でツイートしたけれど本人たちもそう思っていたらしい。私と意思疎通だね。←違うよ
ゴリゴリVer.ではなくワイワイ楽しいVer. でかわいかった~
演出がカッコ良くても可愛くても似合うのこの楽曲の利便性めちゃくちゃ良いよね。

16.Beast
メインステージ下段でローラーダンス。(多分)
ここら辺かなり記憶が怪しい。確かBeastの後だったと思うのだけど少し長めのライティング演出で間を繋いでたのが珍しいな~と思った記憶。
今までならソロダンスから順に登場する手法で繋いでたので、ワンパターン化を避けたのかな。

17.baby gone
メインステージ上段でローラーダンス。(記憶が正しければ)
ここでの唸るポイントは衣装選び。
サマパラ2021で新調された黄色の衣装に着替えて登場した5人、この衣装は大きなLEDスクリーンの前に立っても埋もれずに5人がとても映えて見えた。
セットにしろLEDにしろ衣装と色が被ったりモアレたりすると遠い席からは見辛くなるコトがけっこうあって。そういう部分も考えて衣装を選んだのならさすがだと思う。
baby goneのパフォーマンス自体はこの振付けでHiHiへの興味が始まった人間なので当たり前に最高。

18.Fight back
センターステージにて吊りセットを使用してローラーパフォーマンス。
2020年のサマパラ配信で光のバーを使って輪の中を出たり入ったりするパフォーマンスを披露してたのでそれと近い印象を受けた。
その感覚で楽しんでたら最後の最後で逆上がりしたのが予想外で、おー!!って感じよりえ!?回った!?てなった(笑)

[V6コーナー]
19.Can do! Can go!
20.愛なんだ
21.MUSIC FOR THE PEOPLE
22.WAになっておどろう

代々木が発表された時にまず歌って欲しいと思ったのがMUSIC FOR THE PEOPLEで。
V6のデビューから茶の間として見てきた身としては今年代々木のステージに立つのならどうしてもV6を1曲はカバーして欲しいと思ってた。それが蓋を開けたらまさかの4曲もやってくれて…凄く嬉しかったな。
普段から独自のカラーでと語り動画サイトのタイトルでも極力先輩の名前を使わない彼らが、コーナーを設けてまで4曲カバーした気持ちはとても大きいと感じたよ。
ちなみにCan do! Can go!をみんなが花道で踊る姿を見てJr.祭りだーって思った(笑)
今や事務所のテーマソングの如く上から下まで多くの後輩に歌われてきたCan do! Can go!(私的に社歌)をV6の歌としてメドレーのトップに入れてくれたのも嬉しかったな。

[フレッシュ Jr.コーナー]
23.WANNA BEEEE!!!(Kis-My-Ft2
24.Happiness(嵐)
25.シンデレラガール(King & Prince)

猪狩くん振付けによるフレジュちゃんたちのローラーダンス披露~しっかり踊れてて感動してしまった。猪狩くんの振付けは個々の見せ場をちゃんと入れてたの優しい先輩だわ。
大東くんソロの堂々たる歌唱姿には、あ、選ばれた子だと感じた。いやぁ凄かった。

ここで気付いたのが5人のソロを前半まとめてたのは後半に2つのコーナーを設けたからだというコト。そしていつもなら入りそうなコントコーナーも無かった。
ソロ曲が前後に分かれてもコントを入れても全体的にごちゃっとした印象になってた気がする。こういう部分でもバランスを考えてセトリ組んでると感じられる。

26.$10
センターステージ正面から登場してダンス。
サマパラ2021でも少クラでも大好評だったのでセトリ入り嬉しかった~前2回と同じ衣装で披露したのは意外だったけれどこの衣装が毎回パフォーマンスの良さを引き上げてたのは確か。
途中からバクステまで歩いていく姿もカッコ良かった。

27.Be COOL
バックステージ側の花道でダンス。
5人が花道の立ち位置についたと同時くらいにJr.くんがそれぞれに2人付いてガッツリと大人めなダンスを披露。
この曲にまたこの衣装が大変似合ってて、歌詞の内容も合わせてこの衣装で$10~Be COOLと繋いだのはそういうことか!!と納得させる天才の所業だった。

28.情熱ジャンボリー
花道ローラー巡回。
大人めナンバーの流れから空気を変えるために差し込だと思われ。ラストに向けてもう一度温度を上げるのにちょうど良い定番曲だと思う。
ちょっと踊ったかな?記憶があやしい…ファンサたくさんしてたはず。ジャンボリー歌うJetsは元気でちょー可愛くてちょー楽しかった。←頭の弱い感想

29.Complete
メインステージでスタンドマイク歌唱。
花道からメインステ戻ってそれぞれ立ち位置の場所にスタンドマイクが現れる。
ライティングがとても綺麗で、5分割のスクリーンに映し出される5人の表情にグっときた。
スタンド部分は5本それぞれメンバーカラーに光ってて途中から全てが同じ5色カラーに変わっていく演出もグっときたな。
あと個人的にやっと聴けた…と感無量になった曲でもあった。

30.FRONTLINE(新曲)
メインステージでローラーダンス。
Complete歌唱終わり暗転したのち物々しいイントロと共にフレジュくんのフラッグパフォーマンスが披露され、特効と同時に5人が登場。
炎がばこばこ上がる中でやるゴリッゴリのパフォーマンスは力強く激しくとにかく圧巻のステージ。この時の新衣装は白ベースで炎との対比にもなって凄く合っていた。
今までのホール規模でも楽しかったのが大前提で、でもサマパラ2021は何か足りないモノがあるような気がして。それが何だったのかの正解が全て詰まったステージだった。
HiHi Jetsは既にもうアリーナ規模で行うステージが、炎や特効の激しい演出が似合うグループになっていたんだね。
五騎当千の流れの全てがこの新曲に繋がっていたような、今までの流れがあった上で最前線はコレだとド派手に見せ付けられたようにも感じた。
そのくらい圧倒された圧巻のステージだった。

[最後の挨拶]
内容はたくさんレポされてるので割愛、少しだけ。
それぞれ言葉の中身が自分以外のメンバー4人に向けられるように感じたのが印象的だったな。
特に瑞稀くん、4人の話をしてる間 何度も左右を向いてメンバーの顔を確認してて。
素直な瑞稀くんだから言葉と表情と仕草の全てから4人と一緒なのが楽しいのだろうなぁと感じれて、瑞稀くんがリーダーを引き受けてくれて本当に良かったと思った。

31.HiHi Jets
OPでは大勢のフレジュくんたちと一緒にお祭りの始まりみたいなワイワイ感があったのが、EDでは5人のみでこれが俺たちだと会場全体へ強く印象付けるかのように最後まで花道を駆けまくりパワフルなパフォーマンスを披露していた。
最初と最後に同じ曲持ってくるのもはやデビューコンサートの考え方だ。
初の単独アリーナコンサートだから尚更、やっぱりこの曲で締めなければというコトだね。
もしかしたら未来でも同じように最初と最後にHiHi Jetsを披露されるステージが見るかもしれない。
遠くない未来でそれが見れるコトを強く期待しています。

[アンコール]
ほぼ間を開けずにフレジュが出てきて迷子?とお巡りさんのミニコントが始まる。
ココを曲がって~と道の説明をしてる辺りから、あ、ZENSHIN(前進)の振りだと気付く(笑)
コント可愛かったよ~♡

32.ZENSHIN
彼らのオリジナル曲の中でもメジャーでポップな楽曲なのでECに持ってくるのはとても納得。
サマパラ2021ではオーラスのWアンコールでのみ披露されたので、えー観たかった~ってファンもたくさん居ただろうと見越してのコトならより納得。
でも曲調で選ばれただけではなく、単純に自分たちはココからさらに前進するぞっていう意図を含めてるようにも感じられたな。
幻の2番「だって男の子だもーん」を初めて聴けたので楽しく明るく大満足の大締めでした。



とっにっかっく!!今回もセトリ&演出のバランスが抜群に良かった!!
これはサマパラ2021のセトリでも思ったコトで、全体を通した緩急の付け方をはじめダンス曲、聴かせる曲、盛り上げ曲、ファンサする曲、彼らの場合はローラーと曲とそうでない曲、先輩カバーはメジャーな曲とレアな曲、等々、
楽曲の年代も幅広く様々なジャンルの曲で構成されていてとにかく万人が楽しめる内容になってるのが凄く良くて。
バランスの良いグループだとよく評価される彼らの作るコンサートもまたバランスが良い。
そして不思議と彼らはバランス良く出来るくらい様々な年代&ジャンルの曲が似合う。
様々な年代の素晴らしいグループ、個人のタレントが多く所属する事務所の中で、これだけ色んな楽曲の似合うこのバランスの良さは確かに唯一無二の強みになってるかもしれないと思った。

あとステージセットがシンプルだったのも良かった。
コンサートは限りある予算の中で費用を何処にどう掛けるかが重要で、セットに費用を掛けるならコンセプト等しっかり練られてなければ意味がないと私的には思ってて。
セットを豪華にするという理由だけで費用を掛けても、初見のインパクトしか得られない上にステージの奥行きを減らしたり客席からの死角を増やすだけだったりする。
そういう意味では今回のステージは見易さと可動域を重視してると感じれた。
上下する突き出しステージも客席からの見易さ、目線を考えてた気がする。
見所のパフォーマンスをメインステ、センステ、バクステとそれぞれ分けて披露していたのも、目まぐるしく花道を巡回しながら会場の上までファンサしてたのも、上下左右の目線を意識していた気がして、おそらくどこの席でも満足度は得られたのではと感じた。
(ダンス重視とかファンサ重視とか個々求めてるモノが違うので一概には言えないけれど)

あともうひとつ凄いな~と思ったのはサマパラ2021の公演から約3ヶ月程でガラっと違うステージを作り上げてきたコト。
サマパラ2021のセトリは初披露の楽曲が多く演出も紗幕や振り落としのセットを使ったり、浴衣や着ぐるみを着たりとバラエティ豊かな夏祭り感を強くしていた印象で、
五騎当千は新曲FRONTLINEを際立たせつつも浮き過ぎないよう全体的にシュっとさせていた印象を受けた。
これは私的な感覚なので説明が難しいのだけれど、この短期間で似たか寄ったかなセトリを組んでいないというだけでも凄いと思う。

…って、肯定ばかりも何なので、一応気になった部分もあって。
たとえば、曲の繋ぎで早すぎる部分があったのでもう少し余韻が欲しかったな~とか。
けれど猪狩くんがとにかく止まらないのが自分たちらしさだと言及していたので、その考えがあってのコトかもしれない。
また歓声が出せないために生まれる微妙な静寂の間を無くしたかったのかな?とも想像した。なら納得かも。

もうひとつ、FRONTLINEの曲調から最後の挨拶への落差がけっこう激しいので間にもう1曲入っても良かったかな~とか。
けれど新曲をこれでもかってくらい盛り上げるならFRONTLINEの位置はここが一番で。
もしくはCompleteからFRONTLINEへの繋がりに何か意図があったのかもしれないのなら、Completeはあの位置以外は考えられない。と思えば納得かな。
結局セトリはこれで正解だし結局やっぱりHiHi Jetsのセトリは完ぺきだった。
結局ほぼ全肯定(笑)

あ、もう一回書きますが、あくまで私の記憶と想像から書いてるので断定してるワケではございません~と小心者なので注釈。



私がHiHi Jetsのパフォーマンスをちゃんと観たのは去年の3月に配信されたJohnny's World Happy LIVE with YOUでのステージが最初。
今までも目に入る機会はあったのに失礼ながらあまり記憶に残ってなくて、特に18~19年は本命の担当グループで色々と、そりゃもう色々とあった(お察し下され)ので、その2年間は少クラもパタリと観なくなってた。
なのでHappy LIVEの時点ではまだ"瑞稀くんと猪狩くんの居るグループ"という程度の知識だった。

なのにそこで披露された5曲の、世情を加味した選曲とセトリの組み方が凄く良くて楽しくて何度も見返すくらい心掴まれて。
5曲でこの良さならもっと曲数増えたらどんな感じだろう?
からサマパラ配信を観て更に良くて、配信じゃなかったらどうだろう?
からサマパラ2021が尚更に良くて、動線の増えるアリーナ規模になったらどうだろう?
から代々木のステージを体感して尚も更に更に良くて、
じゃあセット移動の必要な全国ツアーだったら?
もっと予算を与えられてもっとアリーナの経験値を積んだら?
…もっと潤沢な予算を得てドーム規模のステージを作ったとしたら?

と、どんどん彼らの作るコンサートステージへの興味と期待が止まらなくなっていってる。
その全ての興味の始まりがたった5曲のステージだったの。
それだけHiHi Jetsのセトリの組み方、緩急の付け方、バランスの取り方、そしてエンターテイメントの考え方が秀逸なんですよねって話。
でもいちばん良い部分はその考え方をメンバー5人がちゃんと共有してるコトかもしれない。
彼らのコンサートステージの良さはそのままこのグループのチームワークの良さにも繋がってるんだと思った。

さすがにJr.なので今はまだ予算も限られてるだろうし演出の豪華さや見せる規模はまだまだこれからと思うけれど、
それでもセトリの組み方、衣装の選び方、会場の煽り方でこんなにもステージを楽しませることの出来る平均20.4歳のグループの未来を想像するとワクワクして仕方がない。
そんな彼らへ"有望な未来"が訪れる様にこれからも応援していきたいと思います。



というワケで(どういうワケだか)長々と書きました。
稚拙な文章なのでどれだけ自分の思う良さが伝わるのか怪しいですが、
凄く伝えたくなったので久しぶりにこんなの書きました。
(良いと感じた部分を全部入れ込んだら結局かなり長くなっちった汗)
通りすがりの1人でも伝わったらいいな~んで五騎当千のDVDを買って下さい。←

だって、『HiHi Jets、今見ないと損しますよ』、らしいからね。

最後に五騎当千おわった瞬間の感想をひとことで締めます。
ちょーーーーー楽しかった!!!!!