たまに雑感を述べたり(仮)

ジャニーズのエンターテイメントがただただ好きなヲタクです。

HiHi Jets ~CRUSH THE FRONTLINE~(Spring Paradise) が超天才だった件について

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再び、先日参加したジャニーズJr.内のグループ HiHi Jetsの春コンサート~CRUSH THE FRONTLINE~について感想を残したいと思い至り、はてなブログ2つ目の記事です。
五騎当千がかなり素晴らしく感想を書き残せたのでブログはもう満足したーと思ってたのに半年後それを超えてくる構成のステージを作られちゃあ~書かないワケにはいかない、
と熱量高まったので今回もセトリに沿って記憶掘り起こし書けるところだけ書きます。
とにかく彼らがどれだけ天才かっていう総括的なまとめは最後に。
とにかくHiHi Jetのコンサートはエンターテイメントの天才なんですよ。
(無意識に記憶の改ざんしてたらゴメンナサイ)


Overture
インストが流れ始め少しだけメインステージ(以下メインステ)にライトが当てられた後、センターステージ(以下センステ)に移りそれまで鎮座していた大きめの円筒状ステージ(側面はLEDモーター仕様)がゆっくりと上昇していく。
ステージ下部に取り付けられていた同じく円筒状の幕が上昇に合わせてゆっく りと姿を現し、その幕をスクリーンにしてメンバーの名前が順番に表示。
かなり天井近くまでステージが上がり、この高さで登場しても見えないんだが...?と思っていたらインスト終わりと同時に幕が振り落とされ、内部には中間層まで上昇してい た一回り小さいステージが現れ5人が登場。
ここで私がテンション上がった最初の感想、うおー!!ドーナツ状の外部と内部がセットになったリフターステージじゃん!!これ結構な予算もらってるぞぉー!! ←金かよ

1.FRONTLINE
1曲目はツアータイトルから予想してた通り。
ただ五騎当千の印象が強くカウコンの記憶もまだ新しい楽曲だったので、このツアーではどう掴んでくるかな~と思っていたら、
最初から踊らずに頭上から雄々しく歌う姿を見せるだけでド頭を掴んできて大興奮。
これが出来るギラギラした平均20.4歳のグループの勇ましい姿にゾクゾクした、ツアータイトルに相応しい始まりだった。

2.Eyes of the future
センステリフター下降してダンス。
バックにはフレッシュJr.(以下フレジュ)くんたち。
初日のSNSレポで事前にセトリチェックした時にはFRONTRHINEからのEyes~は高低差どない?と思ってたのが、曲終わりにしっかりと間を取ってからEyesに入るコトで程よい緩急を生み出していて、早速セトリ組立ての妙に唸った。
五騎当千のレポブログで余韻を残すためにもう少し曲間を空けてもいいのかな~と書いたけれど、それを既に解っていたのかこうして進化させてくるからこのグループはさすがなのよね。
FRONTRHINEのテッペンを奪い取ろうとする雄々しい空気から一転して未来へ真っすぐ邁進していこうとする爽やかな空気にガラっと変えられるのは、どんな曲調の世界観でも似合うHiHi Jetsの成せる技だと思う。

3.だぁ〜くねすどらごん
ローラーで花道巡回のちメンステ集合。
紹介ラップなので基本前半に来るのは定番というよりも必須かな。
ガリちゃんが花道から見て私の横のお客(正確には前列の席)に上体を反らして滑りざま流れるような投げチューをする姿を目撃してひょーってなったBBAです。
セリフ部分で優斗くんがベイ負けた報告してたので心でドンマイって返した(笑)

4.Make You Wonder
メインステでダンス。
MYWの置き所として前半に来るのは新鮮だった。後半を見て納得したセトリ位置。

5.CHANGE UR WORLD(KAT-TUN)
メインステでダンス。
少クラ(映像)で観た時よりもさらに大人っぽいゴリゴリ感が生まれていて相応しかった。
曲終わり一度暗転して?流れてきたインストに合わせて姿を見せないまま作間→猪狩→井上→橋本→髙橋の順番に煽りが入る。切り替えと移動で必要な時間も不在感を出さないのが上手い。

6.Maybe(作間ソロ:V6)
センステリフター上昇部でダンス。
残念ながら私の座席からだと後ろ姿を見上げる形になってあまりよく見れなかったのだけれど、作ちゃんのダンスの腕一振りに合わせてステージ側面のLEDモニターに光が流れるというシンクロ演出が大変綺麗で印象に残った。
途中内部ステージだけ下降していくので外部ドーナツと交差する時だけ一瞬作ちゃんが消えるのも印象に残ったな(笑)。ダンスもっとよく見たかった~

7.I'm coming(橋本ソロ:手越祐也
メインステに登場。
これはもうアレです、私NEWS担でもあるので心境はご想像にお任せします()が、本家の生歌唱の凄さを体感してるからこそこの楽曲の難しさも知っていて、なので普段は低い印象のイケボ涼くんの延びやかな高音に凄く感動した。
苦しそうにギリギリで声を出す感じではなくちゃんと表情で魅せる余裕があってとても美しかった。ちなみに演出はマネキン女性5体と絡むのだけれど…裸の少年の胸キュン企画を思い出してしまって御免なさい(反省)

8.360m(井上ソロ:渡辺翔太 / 阿部亮平 /目黒蓮
センステに登場。
上から吊るされたブランコが出てきた瞬間に瑞稀くん天才だったのフレーズが過りましたね。
少し上昇してたところでブランコを漕ぎはじめる姿を見上げてるうちに舞台のワンシーンを観てるような感覚になって、客席一面の赤色のペンラがタ日の色に見えてきて、 その景色を彩るかのような綺麗な歌声で世界を作り上げてた。いやぁ天才。

9.SparKing Gang(猪狩ソロ)
メインステに登場。
Fenceではゴリゴリ感、klaxonではしっとり感、と来て今回の新曲はウェイウェイ感でそうきたかー!!っと。メロディもノリノリでめっちゃ楽しくて一緒にウェイウェイしてたので歌詞がほぼ記憶にありません。ダメじゃん。
あとで教えてくれると信じてるから~!! ←本人へ私信
にしてもガリちゃんどんなタイプのラップ曲でも作れるし会場を掌握するしホント恐ろしい19歳だよ…

10.WISH(髙橋ソロ:嵐)
バック側リフターでダンス。
(注:現役の嵐担で優斗担なので長くなります)
事前にセトリ確認した時からうわぁ~って、花男を見て嵐にハマった男の子が、ジャニーズ事務所に入所してからもずっと嵐ファンを公言してくれてる優斗くんが、生まれ育った横浜のアリーナ会場に立ってソロでWISHを歌うという情報だけでまずうわぁ~ってなってたのに。
実際に歌ってる姿を見たら…まず本家の振り付けだったコトにやられ、ダンスの可愛さにやられ、何よりもとっっっっっても幸せそうに歌う表情にうわああぁ~だった。
嵐担としてはWISHをこんなにも幸せそうに歌ってくれてるのが嬉しくて、優斗担としてはめちゃくちゃアイドルでキラキラしてる姿が眩しくて、うわあああぁ~って感情でしかなかった。
幸せな時間だったなぁ…有難うね優斗くん。

大サビ前に差し掛かったところで優斗くんがん?って表情でメインステ側を凝視するしぐさをすると、端にスポットが当たり瑞稀くんが登場しながら大サビを1フレーズ歌い、次に反対側から涼くんが登場して1フレーズ、と立て続けてメンバーが登場して最後はセンステに5人集合して歌唱。
優斗くんのソロの途中で5人が揃う演出は定番化してきてるけれど、4人の登場するタイミングとそれを見てる優斗くんの表情がとても良かったので定番でも気にならなかった。

五騎当千と同じく今回もソロ曲をセクションとして括り前半に置いたのは、後半にくる怒涛の先輩メドレーとのバランスだろうと想像してる。
そして担当ガチャにはなるけれど作ちゃんがスタンド上部、涼くんがメインステ側、瑞稀くんがセンステ周囲、ガリちゃんが縦花道、優斗くんはバック側とそれぞれ客席の目線をバラさけて、最後も優斗くんが衣装脱ぐ間は他メンバーに視線が向くような動線にして全体を使っていたのが今回もお見事でした。
わがままを言えばソロ選曲の傾向が5人とも五騎と近かったので次回はガラっと違う傾向のソロを見てみたい。 

11.$10(SMAP
センステでダンス。
サマパラと五騎当千に続き3度目のセトリ入りなので見せ方を変えるかな~と思ってたら衣装はシンプルになって粒子型の花火(スパークラーと言うらしい)で豪華に見せる演出になってた。 
作ちゃんソロと同じく私からは後ろ姿を見上げる形で全体像はわからなかったけれど、それぞれフォーメーション移動する時にアリーナ客席からでも顔が見えるくらい大きく回っていたのは敢えてなのかどうなのだろう。
最初センステ披露用に振り付け変えた?って勘違いしたくらい顔を見せてくれてた。

12.Let It Be(SMAP
センステでダンスのちメインステへ移動。
$10と同じく後ろ姿だったので少クラで見た感想になりますが(コンレポあるまじき)HiHiにSMAPを躍らせたら間違いないの理由のひとつに振付師さんのセンスが凄いと思った。楽曲の印象を崩さずにHiHiに似合う振りを付けて下さってる。りるび抜群にハマってて良かった。

[フレッシュJr.ダンス]
13.TEST DRIVE(JIN AKANISHI) 
14.THAT'S(JIN AKANISHI) 
15.APHRODISIAS(JIN AKANISHI)
16.INSTINCT
メインステ上下段で電飾の演出。
フレジュちゃんのキメキメダンスを経てからのHiHi恒例のEDMセクションは、今年も安定のJIN AKANISHIメドレーでキタコレ感ありつつ最後はオリジナル曲のINSTINCTに繋げた流れが凄く良かった。
蛍光ラインの入った衣装に電飾ローラーと電飾スティック2本を使用してスロープ?を使ったパフォー マンスはクロスカントリーっぽく。
途中でゴーグル芸もあって(←芸ゆーな)、サマステ2019では蛍光オレンジのプラスチック製ゴーグル(シャッターサングラス?)だったのが、配信のIslandフェス2020では普通のゴーグルにモニターを反射させて光らせる手法になり、この2022年春パラでついにディスプレイ搭載ゴーグルに進化。やっぱ予算もらってるぅー!! ←また金かよ
ジャニアイ不参加なのでどこからINSTINCTなのかが判らないくらいメドレー各曲の親和性が高かった。

17.情熱ジャンボリー
花道巡回したかな?記憶曖昧。
EDMの空気をガラっと変えつつ前半の締めとして最適な曲だな~と思うとジャンボリーは汎用性が高い。みんなで踊れて盛り上がれる定番曲をJr.ですでに持ってるのも強みだね。

[MC](割愛)
18.PikaPika(ドラマ『全力!クリーナーズ』主題歌)
メインステでダンス。
主演ドラマの映像を背負ってその主題歌を初披露するっていう、デビューしたグループでは何度か見てきた流れをJr.グループで見れる時代凄いよねぇ…
シンプル衣装はこの新曲に合わせたのかな?あとドラマの シーンに被っても見やすい様にしたのかも?と推測。そして衣装選び間違ってないの。似合ってたしみんなにっこにこで可愛かったー

[フレッシュJr.コーナー]
・3秒笑って
・勇気100%
BAD BOYS
正面の階段に座った5人の間をわざとぶつかりながら(主に優斗くんに)フレジュちゃんたち登場。
優斗くんが「おいコラ後輩」 みたいになイチャモン付けたら「眉毛しか見えてなかった」って返す仕込みコントでヒト笑い入れてからフレジュコーナー紹介。
私が見た回は作ち ゃんもちびっ子からいじられてた(笑)
ちびっ子たちのローラーもダンスも凄いな~っていつも感動しちゃう。

19.STEP BY STEP〜明日の匂い〜
センステリフター中間部でダンス。
SDGzキャンペーンPVの穏やかに歩く雰囲気とは違ってガッツリ踊ってたのと、楽曲の印象とは違った黒地に金の装飾が施されたキンキラ衣装だったのとダブルの意外性にかなり驚いた。
少クラでダンスちゃんと見て凄く好きだったので正面から観たかったー
セトリ位置としては曲調と印象の残りやすさから後半トップなのは納得。
衣装は最初スマ兄さんのかとか思っていたのが終演後SNSで嵐のおさがりと知り気付けなかった自分にショック...まぁほら背中しか見えてなかったから…。 ←言い訳

20.Fight Back
センステでダンスのちメインステへ移動。
前曲の衣装はここに照準を合わせてだったのか~と想像。そして納得。
間奏あたりだったかな? 5人が円になってから横向きでゼログラビティ披露。
メインステに移動した後の最後もゼログラビティ。何度も披露してる曲だから見せ方で新しいチャレンジするのは素晴らしい。

[ジャニーズデビューグループメドレー]
最高のメドレーで怒涛すぎて記憶が断片的にしか残ってないので特に印象的な楽曲だけ主にあとはさらっと。
21.REAL DX(タッキー&翼
メインステでダンス。(5人)
フレジュくんたち大勢とステージ横一列に並びそのセンターにHiHi Jetsの5人、そのドセンに髙橋優斗、という布陣で踊る姿に私はこれが観たかったー!!と登場から大興奮でメドレーのトップ曲として抜群の極みだった。
フレジュくんたちと対比が高くトップの印象を強めるキンキラ衣装がさらに良くて。衣装選びよく考えられてる。

22.koi-wazurai(King & Prince)
メインステで歌唱。(井上/髙橋)
ゆとみず2人にスポットが当たって他3人は暗転の中ハケ
ザ・アイドルソングが似合う2人として選抜されたのか抜群に似合ってた。

23.Shake It Up(Kis-My-Ft2
左右センターの3方リフター上で手の振り?のダンス。(橋本/猪狩/作間)
24.Vanilla(A.B.C-Z
センステでダンス。(井上/作間)
キンキラ衣装からメンカラのジャケット無し?衣装にチェンジ。そのままリフター上のガリちゃんを見つめてる内に気が付いたらセンステ作ちゃんがステイで瑞稀くんが上がってた。おそらくダンス選抜の2人のバニラ大変良かった。

25.LadyダイヤモンドSexy Zone
バック側リフター。(猪狩/髙橋)
センステの2人に集中していたらバック側にスポットが当たりぎゃー白ローブ衣装だーそやゆだー優斗くんの俳句だーってなってる内に終わった。←

26.チャンカパーナ(NEWS)

バック側リフター。(5人集合)
私の席からだと見辛くモニターで確認。最後のフェイクは瑞稀くんが担っていてさすがの歌声で素晴らしかった。
(NEWS担的にひっさしぶり現場で踊れてでも思うほど踊れなかったのが反省)

27.ズッコケ男道(関ジャニ∞

28.我 I Need You(Hey! Say! JUMP
花道巡回。(5人)
この2曲で盛り上げつつ花道で入れ替わり立ち代わりの全体のファンサタイムを作ってから最後にセンステ集合したのはアリーナ会場のお客さん向けの動線をよく理解してるとしか。動線も上手いのよ。

29.初心LOVE(なにわ男子)
30.君の彼氏になりたい(Snow Man
センステと花道でダンス。(5人)
31.フィギュア(SixTONES
センステリフターでダンス。(井上/作間/髙橋)
さすが鮮度の高い旬の人気曲なので会場のペンラの盛り上がり凄かった。
この3曲も正面からしっかり観たかったな~

32.Keep the faith(KAT-TUN
メインステ下段でダンス。(橋本/猪狩)
ここでメンカラ衣装にチェンジ。樹くんの舎弟であるガリちゃんと1人YJの涼くんが歌うキプフェに滾らないわけがない。グループに1人YJが居るって強い。←YJではないよ

33.東京ドライブ(TOKIO
メインステ階段で歌唱。(井上//橋本/髙橋(橋本ギター演奏))
年長3人なのも良いし涼くんがTOKIO楽曲でギター弾くのは天才過ぎたしボーカルがめちゃくちゃ合ってた。

34.ガラスの10代(光GENJI
花道ローラー巡回。(猪狩/作間)
10代の2人が選抜されてるのがさすがです。がっつりダンスも見てみたかった。

35.Darling(V6)

外周巡回。(5人)
ローラーだった気がするけれど記憶があやしい。

36.恋涙KinKi Kids
センステリフターで歌唱。(橋本/井上(猪狩ローラーでダンサー))
HiHi Jetsのシンメで同級生で歌声でグループを引っ張る2人でメンバーカラー青&赤というどこを取ってもこの2人以外ありえない選抜の歌唱で素晴らしかった。
ここで唸ったポイントはガリちゃんがダンサーとしてローラー舞っていたこと。楽曲の雰囲気を崩さずにHiHiの色をしっかりと織り交ぜた華麗な舞いが素敵だった。
それにしても…はしみずって強い…。

37.PARA!PARA!チャーハン(ジャニーズWEST
メインステ上段で歌唱。(作間/髙橋/フレジュ大勢)
上裸になったフレジュくん大勢を巻き込んでコントがスタート。
優斗くんが中華店のオーナー?で作ちゃんがシェフで、チャーハンを作ってフレジュくん1人に振る舞うものの不味いと返され作ちゃんのシェフ帽が飛んで下にはハゲカツラ仕込んだボケっていう…ぶっちゃけよくわからないけど前曲との高低差が面白かった。←
1曲おふざけ入れるのもその場所かココなのも正解で、 ラスト3曲の流れを際立たせるため空気を一旦ぶった切る方が効果を必要と考えたのならパラチャのぶった切りの威力は抜群だったな(笑)

38.仮面舞踏会(少年隊)
メインステ下段でダンス。(橋本/井上/猪狩)
衣装はフォーマル黒スーツにチェンジ。こっからラスト3曲に合わせて衣装が大正解で本当に考えられてる。メドレーのフィナーレに向けてもう一度空気を締める曲といえばこれだよね!?ってくらい3人のパフォーマンスでビシっと空気の締まる音がした(概念)。
3人の歴史は古いので選抜に関しては私の知らないエモーショナルな逸話があるのかどうか知りたいところ。

39.Dear WomanSMAP
メインステでダンス。(5人)
上から優斗くんと作ちゃんが登場して5人揃ってから歌い出すのが凄く良かった。
私的には当時CMで流れてたフレーズに"これは国民的スターの象徴であるSMAPが歌うコトに意味がある"と思っていた楽曲で。その象徴としてはもちろんまだまだなのだけれど、それでもHiHi JetsSMAPのどの時代の曲とも親和性が高いから本当に不思議。
階段を降りながら歌う姿に未来での象徴を感じた。

40.A・RA・SHI(嵐)
メインステ下段でダンス。(5人)
(注:現役バリッバリの嵐担なので長くなります)
初日のSNSレポで知った時にはそこまで特別な感情は湧かなくて、いつも嵐の曲を選んでくれて有難う~くらいだった。なんならA・RA・SHIは少クラでも歌われる定番中の定番なので、違う曲も聴きたかったな~とか勝手なコトを考えていた。
それでも聴き慣れまくったイントロが流れればこの曲でしか味わえない高揚感が生まれよっしゃこっからずっと私の番だ!!(←)みたいな気合が入った、ラップパートを聞く までは。
ガリちゃんが歌ってくれた流暢なラップに合わせていつも通りに応えようとして、あ…そうだったご時世的にC&R出来ないんだった、もう十数年何度も体感してきたA・RA・SHIでの無歓声を初めて経験するんだった…ってそこで初めて気付いて。
幻となったThis is 嵐のツアーが実現していれば体感できてたのかな…とその一瞬で想像したらもう感情が膨れ上がって。
目の前のステージにはあまりにも楽しそうに歌う5人組グループが居て。
瑞稀くんが智くんのパートを歌い上げ5人が肩を組んだその姿があまりにも嵐と重なって。
そう感じたらたまらなくなって気が付いたら涙が出ていた。
今までも嵐の楽曲を歌うHiHi Jetsは何度も見てるのに、どの曲もHiHiと似合っていてでも嵐とは違っていて、巧みにHiHiの色に変えたその違いを良さと思っていたのに、嵐のA・RA・SHIを歌うHiHi Jetsからはステージ上の嵐を見た時と同じような強い強い煌めきを感じて。そんな風に感じたのは初めてだった。
怒涛の20曲メドレーのラストは、私にとって言葉にうまく出来ないくらいの衝撃を受けた締めだった。

とまあ...この曲だけテンション違うのは思い入れの深さにつきご理解下さいとして、気になったのはA・RA・SHIが私の記憶違いでなければ殆ど完全コピ ーだったこと。
モニターの映像も本家のデビュー当時MVをオマージュしたものになっていて。
HiHi Jetsが先輩の曲をカバーする時は敬意を持って自分たちの色に変えていると感じていたので、原曲のカラーをここまで色濃く残したパフォーマンスと演出にしたのはかなり意外だった。なんなら20曲メドレーの締めに持ってきたのも意外だった。
それらの意図をいつか知ることが出来るだろうか…知りたいと思うのは野暮かもしれないけれど。

[インストダンスパフォーマンス]
セクションの繋ぎで入るソロパフォーマンスの見せ場が復活。
既に記憶がほぼ無いのだけれどそれぞれスキルアップしてるコトがしっかりと伝わるくらい凄くカッコ良かった印象は強く残ってる。
そして殆ど記憶が無い中でもひとつだけ鮮明に覚えてるシーンがあって、ステージ上段でガリちゃんがローラー履いたまま滑らかにス テップを踏んで、その足に合わせてLEDモニターから光が零れ落ちていく演出。
映像の動きに合わせたステップが見事でこれはガリちゃんじゃないと出来ないかもしれないと思いながら見てた。

41.JET
メインステでダンス。
曲歌詞ダンス衣装の全てにおいて最高オブ最高。この一言に尽きた。
五騎当千の終盤に強く印象付けたFRONTRHINEをド頭に持ってきた今回のセトリ、しかも豪華ジャニーズ20曲メドレーの後にくる新曲となるとそれなりのインパクトが必要な上、FRONTRHINEとの差別化が出来てないと締まらない。
それを踏まえて選ばれた楽曲が、とにかく楽しんだもん勝ちと言わんばかりのノリノリなEDM系パーティーチューンなのが天才過ぎて。
知名度も人気も抜群のメドレーで盛り上がった空気を、初めて披露する新曲で一気に自分たち色500%に変えて、会場を完全一体化させて、盛り上がりのピークに仕立て上げたのはもう、さすが超天才としか言いようがなかった。

後日談で知った楽曲タイトル 『JET』を自分たちで決めた意図も、グループ名の一部にもなっている"J:ジャニーズ E:エンターテイメン T:トチーム"を素晴らしい先輩方の楽曲メドレーの後に持ってくるっていう、平均20.4歳にしてその意識の強さを持っているのがたまらない。
楽曲自体もエンターテイメントとしての見せ方もドンズバ私好みの曲でめちゃくちゃ最高に楽しかった。

42.HiHi Jets
この盛り上がり絶好調の空気を引き継ぎながら尚も存在感を放つHiHi Jetsという楽曲の強さを改めて感じた。
曲の冒頭で涼くんのコレを待ってただろ~の煽りに心で待ってましたー!!って答えたけれど、きっとファンじゃない人でもそう答えそうなエンタメど真ん中の楽曲をJr.の内から持っているのって凄いことだよ。

[最後の挨拶](割愛)
43.駆ける
もう何度目かになる最後の挨拶 → 駆ける、という流れはさすがにワンパターンだから落ち着いた感情で観れるかな~なんて思っていたのに、センステで5人が円形になって内側を向いてメンバー同士目を合わせながら笑顔で歌う姿にぐっときちゃってコレずるいー!!ってなった。駆けるをあんな微笑みながら歌う姿は初めてでけっきょく挨拶の素晴らしさ → 駆けるのエモさを特別な感情で観てた。彼らの思うつぼ。

[アンコール]
44.ぶつかっちゃうよ(Sexy Zone
駆ける後あまり間を置かず5人の音声だけの扇りが始まってモニターにはその煽りのテロップ。最後はぶつかるかぶつからないか的な会話になって涼くんがいける!!って叫んだのちメインステ正面を塞いでた紙を破って涼くん先頭にメンバーが登場。
煽りの流れで作ちゃんが中央縦花道に置かれたハードルを飛び超えながら走らされバック側に置かれたドアにぶつかってから音楽スタートだったかな?まあまあ長めのコントだった(笑)
無歓声になってからのアンコールは毎回楽曲に繋がるアイデア考えていて楽しい。

45.ZENSHIN
サマパラ2020オーラス、五騎当千に続いて今回も大締めに選ばれた理由は、ドラマ放送中なのと知名度の高さと楽曲の持つポジティブさなのかなと。最後までただただ楽しんでほしい彼らのモットーかもしれない。

ちなみに後で気付いたコト、本編のトップ曲とラスト曲、そしてアンコール曲は自分たちのオリジナル楽曲にしたいという強い思いがあるのかなと。
だとすれは現在頂いているオリジナル曲の中でそれぞれポジションに合わせた選曲がパターン化してしまうのは仕方ないかなと。
FRONTLINEでガッツリ掴んで始まりJETで全力発散させて終わりアンコールのZENSHINでまた次のステージへと楽しさを持って繋げていく。HiHi Jetsのコンサートのカラーがかなり確立されたように思えたコンサートでした。



で、総合的な感想としては…もうジャニーズJr.の単独コンサートとしてほぼパーフェクトと言っても過言ではないと思う、当社比で。
前回と同じことを言うけれどとにかく全てのバランスが良くて、1曲1曲の衣装や演出の付け方も見せ方も動線も良くて、この子たちはアリーナ会場2度目にしてもう使い方を掌握してると思えるほど素晴らしかった。
セトリは全体を通してコチラの集中力が途切れる隙を作らず置いてけぼりも何だろコレ?って感じる時間もほぼ無い上に、あの20曲メドレーを入れ込んでも浮かせなかった流れと構成も素晴らしかった。

20曲メドレー単体でも凄くて、まず選曲がいい。
メジャーどころとコアなのとをバランスよく選んでダンス曲、アゲ曲、バラード曲と種類取り揃えて、 どの楽曲も本家グループの印象的な空気を持った曲をチョイスしながらもメリハリある流れを作り尚かつ前後があまり干渉しない並びにもなっていたと思う。
例えば、リアデラの次に来るのがシンデレラガールではなくkoi-wazuraiにしてメジャーポイントを少しズラしたり、チャンカパーナの前に台詞を挟めるレディダイを選んでアクセント入れたり、あと鮮度の高い人気曲の初LOVE、君彼、フィギュアを散らさずメドレー中盤の盛り上がりとして並べたり、諸々の意図は私の憶測なので間違ってるかもしれないけれどとにかく全ての楽曲がちゃんと立つ流れだった。

そして歌唱者の選抜。
ファン側のHiHi及び楽曲への印象と、HiHi側が持ってる印象との誤差が無いのか、HiHiのリサーチ力が凄いのか、とにかく全てが最適解だった。
曲が始まって歌唱者が登場するたび正解!!って叫びたくなる組み合わせでパフォーマンスや演出の内容も選抜者に準じていた。

最後に衣装と動線
前にも書いた通りコンサートでの衣装替は基本的に裏側で行われるものと私は認識していて。
表で行う場合は流れを切らさない間を考える必要があるから難しいと思うのに、ほぼ隙のない20曲ノンストップメドレー最中に衣装5~6パターンも着替える案を入れ込んだのがとんでもなくて。交代で着替えていたにしても、たった5人だしメドレー1曲の尺は短いし上下左右色んな場所に移動しながら登場するしで動線と衣装変えのタイミングは本当に熟考されていたと思う。
スポット当たらない花道を移動しながらスピーディーに着替えていきその間も客席へ笑顔を欠かさなかったそれぞれの仕事人姿に何度も目を奪われてしまってたよ。

でも何より絶賛したいのはこのメドレーを構成したのちに持ってきたオリジナルの新曲JETの存在感。
FRONTLINEは先輩たちも通ってきたゴリゴリ感を持っていたけれどJETはローラースケートでのダンスの相性も抜群で本当の本当にHiHi Jetsにしかない色の楽曲に感じれた。
その楽曲が人気曲メドレーを超えて盛り上がりピークに持ってこれたのは本当に凄いことで、音楽とエンターテイメントを深く理解してるから作れたと感じてる。
HiHi Jetsは間違いなくジャニーズ事務所のエンターテイメントの未来を背負う存在になると確信できる程の超天才的な構成力だった。



で、最後にもう少し戯言を…私はHH Jets さんに謝罪をしなければならなくて。
Spring Paradise2022が発表されたのは2月3日、ジャニアイ舞台が終わって数日後の5人主演の連続ドラマの撮影も間もなく始まりそう、且つ新型コロナウイルスが再び猛威を振るい出した頃。
発表された時は初日まで1ヶ月半ちょいしか無い上にステージセットも兼用になるであろう公演に対して、単独とは違う感じだろうし休み無く大変だろうし無理はしないでも…という大変失礼なこと私は考えてしまっていた。
何が失礼かって、完全に彼らのポテンシャルを甘くみていたための思考だったコト。そして感染状況やハードスケジュールでリハするのも大変だから既存曲が中心になるかな〜とか想像していたコト。
それが蓋を開けたら...ごらんの通りよ。大変申し訳ございませんでした。←

言い訳をすると、毎月の少年倶楽部でここ2年くらい同じオリジナル曲を披露するコトが増えていたのを他のメディア仕事が忙し くてリハ出来ないからかなと勝手に理由を想像して、やっぱり自分たちの曲が方がやりやすいんだろうな~と自分を納得させて、先輩の曲をどんどんカバーして欲しい望みを思い直したばかりだったので。
でもこの思い直した考えも浅はかだっ たんだな~と、後日語られたガリちゃんの言葉でまた自分の考えを改め直した。
ガリちゃんが「ジャニーズの音楽はJPOPの歴史に残る曲」でも「僕たちが貰った曲は大事にしたい」と語っていて、
カバー曲とオリジナル曲どちの重要性も理解していて、その上でお客さんが盛り上がれるかどうかを一番大事にしてエンターテイメントとしての完成度を求めてセットリストを組んでいるのだろうなとこの言葉で改めて想像した。

この公演に入って気付いた、カバーだろうがオリジナルだろうがHiHi Jetsが楽しませようと気概を持って作ってくれたステージを全身で浴びれば楽しいのだから結局どっちでも良かったんだな私はって。
今まではJr.の内に私の好きなジャニーズ曲をカバーして欲しいという希望があったけれど、HiHi Jetsが見せてくれたJETがあまりにも最高に楽しかったのでその欲がさっぱり無くなってしまいました。
今は先輩曲よりも何よりもHiHi Jetsのために作られる次の新しい音楽を早く浴びたくなっています。
Jr.ではありえない数のオリジナル曲を所持しているけれど種類は限られるので、いつか自分たちのアルバムを作って所持曲が増えた状態でセトリを組んだ時はどんなステージを見せてくれるのか、想像しただけでワクワクしてる。
そのいつかが遠くない未来になるよう全力で応援したいなと思います。

最後の最後にひとこと、今回もちょーーーーー楽しかった!!!!!
(頭わるそうな感想で締め)